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- 地震対応マニュアル


気象庁では、東海地域の観測データを常時監視しています。マグニチュード8程度の大地震(東海地震)が発生すると判断された場合に、次のような措置がされます。
・異常現象を検知し、それが前兆かどうか直ちに判断できない場合には「東海地震観測情報」を発表してお知らせします。
・異常現象が進展し、前兆現象である可能性が高まったと認められた場合には「東海地震注意情報」を発表します。
・「警戒宣言」に伴い、気象庁では「東海地震予知情報」を発表し、テレビ、ラジオのマスコミ等の他、市・区役所、町村役場の広報、サイレン等でも伝えられます。
※異常現象の進展具合によっては「東海地震注意情報」が発表されることもあります。

・急ブレーキは避け、ゆっくりと低速走行に移ります。一般道路では20km/h、高速道路では40km/h程度が目安です。
・ラジオ等で地震情報や交通情報を確認します。情報に従って、落ち着いて行動します。すぐに停車したり、車を放置してその場を離れたりすることは、交通渋滞や混乱を引き起こす原因となりますので避けるようにしましょう。

地震発生の瞬間、走行中に大きな地震が発生すると、車はタイヤがパンクしたような状態になり、ハンドルをとられて走行が困難になります。大変危険ですので、揺れを感じても、決して急ブレーキはかけないようにしましょう。安全なところに車を停めましょう
・急ブレーキを避け、追突されないよう気をつけてゆっくりと減速します。
・一般道路では、交差点を避け、道路左側に停車するようにします。近くに駐車場や空き地がある場合はそこへ駐車します。
・高速道路でも、できるだけ左側に寄せ、渋滞などで左側に寄れない場合は右側に寄せて停車し、道路の中央部は緊急輸送車両や避難する人々のためにあけておきます。
・トンネル内や橋を通過中に地震にあった場合は、慌てず、安全なところまで移動し、停車します。トンネルや橋が長い場合は、その場で左側に寄せて停車し、すみやかに安全な場所へ避難します。

・ラジオ等をつけ、地震情報や交通情報を聞き状況を把握します。
・地震発生後もしばらくは様子を見て、むやみに動き回らないようにします。
・現場の警察官や、誘導に従い冷静に行動します。

車を置いて避難するときには・・・
・車は邪魔にならないところに停車しましょう。
・火災を引きこまないよう窓を全て閉めます。
・エンジンを止めます。
・キーは差し込んだままにしておきます。
・ドアはロックしないようにします。
・貴重品をもって、指示に従い避難しましょう。

渋滞中の火災は、他の車両を巻き込んで大惨事になる可能性があります。車両火災が発生したら、近くにいる人みんなで協力して火を消すよう努めましょう。ただし、規模が大きい場合は身の安全を第一に考え、すみやかに安全な場所へ退避してください。高速道路では、1kmおきに非常電話が設置されていますので、大きな災害や事故を発見した場合などの連絡用に使用してください。
※非常電話では一般電話との通話はできません。

災害時には、様々な情報が飛び交い、混乱した人々がパニックに陥って、より被害が拡大してしまう場合も考えられます。ラジオやTVなどによる情報をしっかりと聞き、流言やデマに惑わされないよう、落ち着いて行動しましょう。

・危険が切迫している場合を除いては、自分の判断で走行することはやめましょう
・走行中でなかった場合は、地震発生後、車での避難はできません。
・緊急車両や避難する人々の妨げとなる行為はやめましょう。
・いたずらに人々の混乱を煽るような行動は慎みましょう。

警戒宣言発令および地震が発生した場合には、お客様の安全をご確認させていただくため、ご連絡をお待ちしております。地震防災対策強化地域や震災地域以外にご滞在中のお客様もご協力をお願いいたします。